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保護者エッセイ

Essay

エッセイ

 おかげさまで、ゆたかカレッジに籍をおかせていただいて、まもなく 一年を迎えようとしています。時折、思い返せば、バタバタの毎日の中ですが、そろそろ進路を決めないといけない時期にやってきたお話でした。

 

 『障害のあるお友だちのための、あたらしい選択肢の1つの学校』。情報は(インターネットなど苦手なもので…)プリントとオープンキャンパスと先輩ママ(子どもさんが30代)の言葉でした。

 

 昔は健常児のお友だちも高卒で就職する子も珍しくなかったけど、今は、ほとんどの子が短大や専門学校、大学と、社会に出るまでにワンクッションおく時代に、ただでさえ、障害のある子どもたちが、「高等部卒業しました。次はすぐ社会人として仕事です。」という環境よりも、何かまだ見えていない、あたらしい経験をしてからでも、と(私の感じたことですが…)ずい分前から取り組んでくださっていたことが形になったのが、ゆたかカレッジのように思いました。(勝手な解釈ですが…)

 

 学校側も自分たち側も情報のない中でしたが、長谷川先生のお話や想い、オープンキャンパスで接してくださる先生方の温かい目など、感じるところがあり、進学を決めました。

 

当の本人はというと、会話などに興味がなく、思いを伝えることがキビシイですが、先生方にたくさんサポートしていただいたり、言葉の得意なお友だちの会話を覚えて使ったりすることがみえてきました。また、好きではあるけれど、家でなかなか取り組めなかった漢字検定やパソコン検定などにも全員で挑戦する!!という力もいただけていて、がんばれているようです。

 

 4月からは斯入生を迎え、またいろいろな刺激をいただきながら、一歩一歩進んで行ってくれるであろう姿を見守っていきたいと思います。

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