Essay

エッセイ

 

ゆたかカレッジでの貴重な時間

 

 「この子たちの成人は30歳です。」毎日現場で多くのお子さんを見ている先生は、講演会でこうおっしゃった。この意味が、最近になってようやく理解できました。

 

 私の子どもは、背伸びをしてきたため、学校社会での逆境に耐えてきました。そして今、やっと自分の居場所をゆたかカレッジで見つけ、自分のペースで社会に向けて歩き始めることができたと感じます。

 

 ゆたかカレッジに通ってからは、いままでの環境では身に付けることができなかった、仲間と一緒に考えたり、行動することの経験によって、子どもの精神面での成長や社会に出る意欲が見えるようになってきました。家族だけではなかなか経験できない社会体験が、ゆたかカレッジでは仲間といっしょに経験したり、チャレンジすることができるからだと思います。そして何よりも、先生方の子どもたちへの愛情あふれる日々の御指導のおかげだと思います。居場所を見つけた子どもは、自立に向け、毎日楽しくゆたかカレッジに行くようになりました。

 

 子どもたちにとってはこのゆたかカレッジの4年間は、いろいろなことを体験して、次のステッブに進むための非常に貴重な時間になると思います。焦らないで、見守って行こうと思います。