parents essay

保護者エッセイ

Essay

エッセイ

 毎夜、我が家では必ずみる風景が2つある。

 

 1つは洋服コーデである。最近は短くなってきてはいるが、昨年の春から夏にかけてはかなりの時間を要していたと思う。制服で通う生活が6年続き、私服で每日出かけることには慣れていないからだ。すべてといえるぐらいの洋服を出しては、色合いや組み合わせのコーデを考えている。私が見ても「あっ、いい感じ!!」と思えるコーデもあれば、「これで行かれますか」と思うものある。止めたことはないが、好評のコーデはたまに続くが、「これは…」と思うコーデはそれっきりのこともあり、本人のセンスも段々ステップアップしているのだろう。こんな風景をみると女の子なんだなあと、改めて実感する。

 

 2つめは毎日の銭勘定である。それはどんなに疲れていても、またお出かけして遅く帰ってきた日も、これだけは絶対に欠かさない。電卓を使い、1円単位まできっちりつけている。おこずかい帳ノートには自分で工夫をしてつけている。ゆたかカレッジ生になり、每月のおこずかいを5000円あげている。大抵は自分の好きなものを帰宅時に買って帰ってくる。レジ先でも1円玉や5円玉なども応用をきかせて支払う姿をみていると、頼もしくも思えてくる。いつだか私が体調を崩した時には、ポカリスエットや私の好きな食べ物を買ってきてくれる気前の良さもある。先日姉とふたりで東京ディズニーランドへ遊びに初めて出かけた。お年玉も入り、自分のお金でチケット代や食事代、またおみやげも買って帰ってきた。私専用の美味しいチョコと自分専用のバームクーへンを買ってきた。二人でそれを美味しく食べながら、金銭感覚は順調に育っているなあと思えた。

 

 ゆたかカレッジに入ってもうすぐ1年。小さい変化だがひとりで生きていく力がついてきた思う。また友だちと一緒に考えながら進める学習は生きていくのに絶対に必須なことだと思う。あと3年、どんな風に成長していくのか、とても楽しみである。

 

 となりでゲームに夢中になっているHさん!!
 がんばれ!!応援しているよ。

オープンキャンパス申込 資料請求