Staff essay
Essay
一年目のゆたかカレッジ
ゆたかカレッジが開校して、まもなく一年が経とうとしています。
開校当初は、仲間意識が低くお互いの交流が非常に少ない状況でした。また自己主張の強い学生さんたちが多く、常に自分の意見を通そうという姿がみられました。また自分の意見が通らないと、不満げな表情をあからさまに示す学生もいました。話し合いの場を設けても、それぞれの個性や相性などにより、意見がまとまらないことが多くありました。
しかし、半年もたたないうちに変化が現れました。環境にも慣れ、また、さまざまな活動を通してお互いのことを知るようになりました。そして、何よりも本人たちの成長!他者の意見に同調する姿が見られるようになりました。活動に苦戦している仲間がいれば、声をかける姿も見られるようになりました。一緒に飲もうと、他の学生のためにジュースを持ってくることもありました。また昼休みには、大好きな絵をホワイトポードいっばいに描きこんで交流する姿もありました。
確実に成長をしているゆたかカレッジの学生さん。しかし、これが継続しないところがあるから難しい。二歩進んで一歩さがる。ときには二歩も三歩も下がるときもあります。それでも前へ進んでいる実感はあります。
もうすぐ2年生となり、下級生が入ってきます。きっと大きな変化が訪れることでしょう。それはきっと良い変化です!
(IK)