早稲田キャンパスの「文化芸術」の授業について紹介します。
私はこの1年「文化芸術」を担当してきました。
様々な文化、そして芸術。私のとても好きなテーマとあって
学生の皆さんにアレもコレも伝えたい、触れて欲しい。そんな思いを整理しながら、授業を組み立ててきました。
「文化芸術」は、就労移行支援の授業科目の中では異色な存在。
「訓練」からは少し距離を置き、「癒し」「お楽しみ」の時間であって欲しいと思っています。
先月まで数回に渡り、「糸掛けグラフィック」を題材に授業を行いました。
早稲田キャンパスは、生活介護・就労移行支援3年生・4年生のクラスがあります。能力や希望に合わせ全クラスの学生さんが、チャレンジしてくれました。

コチラは生活介護クラスの作品。
あらかじめ洋紙に、碁盤の目状にホールを開けておき、
思いおもいに針を進めます。まさに「針のお散歩」!

言葉を当てるなら「真剣・必死・集中」っといったところでしょうか。

就労移行支援クラス3年生の作品
目打ちでホールを開ける所からスタート。
針の進め方の秘密は数学!規則性を守りながら針を進めます。

就労移行支援クラス4年生の作品
パステルで着色し、台紙に貼り…
卒業制作品となりました。
※針は先の丸い刺繍針を使用しています。