我が子が社会に出ることを考えたとき、
親として一番に心配になるのは職場の人間関係ではないでしょうか。

「社員や上司とうまく関われるだろうか、、」
「報連相ができなくて困るのではないか、、」
「すぐ仕事を辞めないか、、」
発達障害、自閉症、精神障害のあるお子さんをお持ちの保護者の方から、
このようなご相談をいただくことがよくあります。
仕事のスキルは経験とともに身につけることができますが、
目に見えない人間関係の距離感やコミュニケーションのルールは、
一人で抱え込むと大きな悩みになりがちです。
今回は、お子さんが社会で長く働き続けるために知っておきたい
心の境界線の引き方と具体的なコミュニケーションのコツをお伝えします。
1.職場の報連相はテンプレート(型)に当てはめる

上司や先輩への報告・相談が苦手な方は「なんて声を掛ければいいかわからない」
という不安がほとんどの原因です。
なので、あらかじめセリフの型を決めておくことで解消できます。
★クッション言葉 + 結論★
「お忙しいところ恐れ入ります。〇〇の件で1分ほどご報告よろしいでしょうか?」
「〇〇さん、いまお時間よろしいでしょうか。〇〇の件でご相談したいです。」
最初に「時間の目安」と「結論から言うこと」をパターン化しておけば、
お子さんも緊張せずに声をかけやすくなります。
2.仕事中に感情が溢れそうになったら「一歩引く」

★コーピングの活用★
コーピングとは、、、
簡単に説明すると、自分なりのストレス対処法です。
感情のコントロールが難しいときは、
「その場から離れて深呼吸する」
「お水・温かいものを1杯飲む」
「人に話す」
というように、物理的なリセットルールをあらかじめ決めておきます。
「感情を出してはいけない」と我慢するのではなく
うまくやり過ごすための具体的な行動(コーピング)を身につけることが大切です。
3.「文字の特性」を知る

★SNSとメンタルヘルス★
現代の人間関係において、SNSでの関わり方は避けて通れません。
しかし、文字だけのやり取りは誤解を生みやすく
良くも悪くもメンタルに影響が出やすいです。
「自分が書いた文字は、相手には少し冷たく伝わるかもしれない」
「困ったら返信をせず、相談する」
などなど、
送信ボタンを押す前に一呼吸置く。
すぐにトーク画面を開かない。
といった具合に、
SNSならではの活用法とルールを一つずつ知っていくことが身を守る境界線になります。
「失敗」はした方がいい

★失敗を経験しないと成長もない★
これまで人間関係で何度もつらい思いをしてきたお子さんは
「また失敗してしまうのではないか」と自信をなくしているかもしれません。
しかし
社会の中でのコミュニケーションは
ルールを知り
繰り返し練習すれば
少しずつスムーズになっていきます。
大切なのは、、
失敗を責めることではなく
「次はどうすればいいか?」を一緒に考えてくれる伴走者を見つけることです。
周りの環境次第でプラスにもマイナスにもなります。
ゆたかカレッジから、保護者のみなさまへ📣
報連相の具体的なやり方がわからない…
感情のコントロールが難しい…
SNSでの関わり方と活用法を知りたい…
人間関係でいつも失敗してしまう…
ゆたかカレッジでは、このような職場や日常生活での悩みを解消するための
SST(ソーシャルスキルトレーニング)を各キャンパスでご用意しています。
プロの支援員が、ステップを踏んで学べる授業形式のトレーニングを行っているため、
実際の職場に出る前に「安心できる環境」「失敗していい場所」でしっかりと
練習を積むことができます。
「まずは実際の授業の様子を見てみたい」「うちの子に合うか相談したい」
という方に向け、随時キャンパス見学や個別相談を行っております。
4月以外のタイミングからの入学も大歓迎です。
最後に
ゆたかカレッジは、
自立訓練(生活訓練)2年間と就労移行支援2年間の計4年間を通して、
社会で働くために必要な力を育む福祉型カレッジです。
一人ひとりの目標やペースに合わせて、
生活力・社会性・就労に必要なスキルを段階的に身につけられるよう支援しています。
当事業所について気になった方は、ぜひ他の記事や事業所紹介ページもご覧ください。
お子さんの人生の分岐点、私たちがサポートします。











